ソーシャルメディア利用のガイドライン、社会人の7割以上が「必要」
MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は5月31日、社会人を対象にした「先輩社会人のソーシャルメディアインサイト調査」の結果を公表した。調査期間は4月25日~2012年5月2日(8日間)で、有効回答は611人。
まず、最も活用しているソーシャルメディアについては「Facebook(32.5%)」「Twitter(31.2%)」「mixi(27.9%)」という順でランクインした。
次に、最も活用しているソーシャルメディアで所属している企業名の公開について調査したところ「公開している」が17.6%、「公開していない」が82.4%と大きく差が付いた。
情報収集した情報をどのような形で保存・共有しているかという質問では「Twitterにツィート(48.9%)」が最も多く、次いで「Facebookのフィードに投稿(30.3%)」「メールで関係者や社内で共有(28.2%)」となった。
そこで、各会社でソーシャルメディアの活用ガイドラインを策定しているかを尋ねると、「ガイドラインはない」という回答が44.1%と最も多く、「わからない」が39.0%、「ガイドラインはある」が16.8%とだった。さらに、「企業は社員のソーシャルメディア利用に関して、ソーシャルメディアポリシーやガイドラインの設定をする必要があるか」と質問すると、「絶対に必要だと思う」が24.5%、「どちらかと言えば必要だと思う」が51.9%となり、合わせて7割以上が必要性を感じている現状が明らかとなった。