凸版印刷とサイバーエージェント、ゲーミフィケーション要素を加えた「LinkPlace」の新機能を活用したO2Oプロモの提供を開始

凸版印刷株式会社と株式会社サイバーエージェントは5月25日、凸版印刷が開発した次世代プロモーションシステム「LinkPlace(リンクプレイス)」の新機能を活用したO2O(オフラインtoオンライン)プロモーションの提供を2012年5月下旬より開始することを発表した。初期導入費用は100万円から(カスタマイズ、運用費用、企画費用は別途)。
「LinkPlace」は、ICタグ内蔵のリストバンドをNFC搭載スマートデバイスにタッチすることで、O2Oプロモーションを実現するシステム。両社は、「LinkPlace」を活用し、ICタグ内蔵のリストバンドをNFC搭載スマートデバイスにタッチすると、Facebook上に“いいね!”が送信される「リアルいいね!」プロモーションを共同販売している。
今回、凸版印刷は「LinkPlace」に対し、Facebook上でのプレゼント抽選や投票ランキング表示などのゲーミフィケーション要素を加えた新たな機能のほか、クーポン表示や画像投稿など様々な機能を追加。さらに、対応するソーシャルメディアを、TwitterやAmebaなどの他のソーシャルメディアにも拡大した。ゲーム性を付加することでプロモーションの参加率や、口コミなどの伝播効果を向上させるのが狙いとのこと。
また、6月8日にサイバーエージェントが開催するブロガーイベント「AmebaGG Premium Beauty Studio」(ウエスティンホテル東京)では、「LinkPlace」の「リアルいいね!」および新機能「スタンプラリー」を導入し、イベントに協賛したブースおよび開催されるセミナーの情報が、参加者からソーシャルメディア上にオンタイムで発信される予定だ。
今後、凸版印刷とサイバーエージェントは共同で、「LinkPlace」に追加された新機能を活用し、O2Oプロモーションの展開を図るとしている。