博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンター、スマホユーザー1000人調査の結果発表

株式会社博報堂DYホールディングスのグループ横断型組織「博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンター」は5月24日、「全国スマートフォンユーザー1000人調査」の結果を公表した。調査時期は2012年2月24日~27日で、全国の10~60代男女のスマートフォンユーザー1000人から回答を得た。昨年同時期の調査結果と比較し、女性ユーザーの拡大が目立ったとのこと。
調査によると、スマートフォン保有率は、昨年5%から28%に拡大。昨年は男性比率が7割を占めていたが、今年は女性比率が31%から51%と、約半分まで増加した。
年齢で見れば、男性は30~40代、女性は20~30代が保有者のメインだった。また、各地方ごとの保有状況は、昨年と比較して関東地方の保有率が若干増えたが、都市部に普及が集中するわけではなく、全国に幅広く普及していることが判明した。
さらに、スマートフォンがマーケティング・コミュニケーションにおいて果たせる役割も明確になってきたとのことで、たとえば、TVを見ながらスマートフォンを見る人は72%に達した。TVを見て気になったお店や場所にスマートフォンで検索して行く人は43%、店頭で商品を見ながらスマートフォンを触る人も46%に上った。スマートフォンから商品やサービスについて気軽に検索する人は84%、スマートフォンからECで商品を購入する人も40%いたとのこと。