葵プロモーション、2012年3月期決算 広告制作事業は堅調に展開、新事業で苦戦

株式会社葵プロモーションは5月17日、2012年3月期(2011年4月1日~2012年3月31日)の決算を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :216億7100万円(前年同期比 35.5%増)
営業利益  :14億9900万円( 同 1.4%増)
経常利益  :14億5400万円( 同 52.9%増)
当期純利益 :6億7400万円( 同 86.9%増)

主力であるCM映像制作関連売上が好調なことに加え、Webコミュニケーションコンサルティング事業の株式会社ビジネス・アーキテクツと、広告セールスプロモーションの株式会社ティー・ケー・オーを2011年7月1日に子会社化し、案件情報の共有、案件での協業等グループ会社間での連携を強化した。また、産学協同プロジェクトによるスマートフォン向けアプリケーション開発や、ソーシャルアプリケーションの企画・制作を行うなど、広告制作事業を積極的に展開し、増収増益とした
なお、写真スタジオ事業は創業赤字の状態で今後は、早期の黒字化を目指して、新規店舗の出店や全国の写真館に対する販売促進事業を本格化する予定。また株式会社パーゴルフを子会社化し、初のメディア保有を行ったが、震災の影響により雑誌売上、広告売上が一時的に落ち込んだことで、利益には至らなかった。