野崎印刷紙業、2012年3月期決算 売上減で中部事業所の一部を売却へ

野崎印刷紙業株式会社は5月11日、2012年3月期(2011年4月1日~2012年3月31日)の決算を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :171億7900万円(前年同期比 2.6%減)
営業利益  :5600万円( 同 78.1%減)
経常利益  :5600万円( 同 78.0%減)
当期純利益 :2億6700万円( 同 168.7%増)

製造・納品・営業のすべてのプロセスにおいて「クレーム・ゼロ」運動を継続的に展開し、積極的な受注活動に努めたが、市場の縮小傾向を受けて売上高が減少。主要原材料価格の上昇などからコスト増加分を吸収できず、売上利益が低下し営業利益および経常利益も低調な結果となった。
固定資産の一部を譲渡し、加えて投資有価証券の一部を売却。さらに生産体制の強化に取り組み陳腐化した生産設備の一部除却も行ったとのこと。
固定資産については、中部事業所の一部である、愛知県西春日井郡豊山町大字豊場字大山69番地1(土地2,433.46平米、建物延1,766.08平米)を、譲渡価額1億8400万円で譲渡したことが発表されている。