光村印刷、平成24年3月期決算 広告宣伝用印刷物の減少や過当競争による受注単価下落で売上高前期比4.8%減 利益はコストダウン効果で増益
光村印刷株式会社は、平成24年3月期決算を発表した。
<平成24年3月期の連結業績>
(平成23年4月1日~平成24年3月31日)
売上高:185億円(前期比4.8%減)
営業利益:8億4,500万円(同 1.5%増)
経常利益:8億3,900万円(同 9.4%増)
当期純利益:5億6,900万円(同 92.9%増)
グループの総力をあげて組織的、積極的な受注活動や企画提案活動の推進に努める一方、人と設備の最大活用によるコストダウン、品質の向上に取り組んだ。これらの施策の結果、主力の印刷時業における広告宣伝用印刷物の減少や過当競争による受注単価下落により減収となったが、損益面ではコストダウン効果により増益となった。純利益は、子会社の株式会社メディア光村が市街地再開発事業に伴い、同社スタジオの明け渡しに応じたことから、収用補償金1億9,200万年を特別利益に計上している。
セグメント別の売上概況は以下のとおり。
<印刷事業>
宣伝用印刷物などの減少により、売上高は173億400万円(前期比5.0%減)となった。
<電子部品製造事業>
タッチパネル製品の受注が回復せず、売上高は9億6.100万円(前期比3.2%減)となった。
<不動産賃貸事業>
売上高は2億3,400万円(前期比0.2%減)となった。