シニア向けマーケティング会社のシニアコミュニケーション(東証マザーズ)、通期業績予想を下方修正。経常損益7千万円。

株式会社シニアコミュニケーション(東証マザーズ)は、平成21年3月期通期の業績予想を下方修正した。

売上高は前回発表から3億3千5百万円マイナスの15億円、営業利益は2億3千万円マイナスの2千万円、経常利益は2億1千万円マイナスの7千万円、当期純利益は2億2千5百万円マイナスの2億1千5百万円。

同社の取引の中心となる自動車メーカーや金融機関など大手企業の広告費削減の影響を受けた。
拡大傾向にあるといわれているシニアマーケットながら、シニア向けの商品企画開発、シニア向け広告・プロモーションの実施、シニア向け販促ツール制作、シニア対象の会員組織の運営や会報誌制作、などの受注が伸び悩み、減収減益となった。

同社子会社で4月1日に合併予定の株式会社シニアダイレクトにおいても同様に、広告業界全体の流れを受けて大きく伸び悩んだ。