博報堂らによる市民参加型デザインコンペ「震災復興+design」、入賞4作品が決定

神戸市デザイン都市推進室と株式会社博報堂らが推進する市民参加型ソーシャルデザインプロジェクト「issue+design」は3月5日、ソーシャルデザインプロジェクト「震災復興+design」の入賞4作品が決定したことを発表した。
「震災復興+design」は、東日本大震災の被災自治体の10年後(2020年)を想定した、復興のための商品、サービス、空間、仕組みなどのアイデアを、広く市民から募集するプロジェクト。昨年10月より募集を開始したが、全265作品の応募があり、うち24作品が一次審査を通過していた。
被災地課題発見賞に「行方不明者手続書」、防災コミュニティ賞に「原始的な日を創る~家族と地域でつくるお泊り保育」、防災インフラ賞に「街の中のハザードマップ」、復興行政(神戸)賞に「おにてんでんこ(教育プログラム)」がそれぞれ入賞した。入賞作品の詳細はサイトで公開されている。
なお、当初発表の通り、入賞作品はいずれも著作権フリーのデザインアイデアとして開放され、自治体、個人、団体などで自由に活用可能。今後は、これらのアイデアの実現に向けて、プロジェクト化を進めていく予定とのこと。