電通、オタクの視点でマーケティングするプロジェクトチーム「オタクがラブなもの研究所」発足
株式会社電通は3月5日、社内横断プロジェクトチーム電通「オタクがラブなもの研究所」(DENTSU OTAKU LOVE LABORATORY)を発足した。
自分の興味・関心を追及する 「オタク層」の視点で世の中を研究し、エンタテインメントコンテンツ市場におけるトレンドの兆しをいち早く掴み、トレンドセッターとしてのオタク層の知見を活用したソリューションを提供していくとのこと。
また、昨秋に実施した第一回「オタクが好きなもの」調査では、オタクコンテンツだけでなく、ファッションやビューティー領域のトレンドにも高感度な「女性オタク」層の存在が明らかになったとしている。この層は一般の女性よりもファッション誌やビューティー誌の閲読率が高く、世の中のトレンドに対しても敏感で、美しいものに対する意識が高い一方、アニメを中心としたオタクコンテンツに関する知識も豊富で、興味・関心も高いという特徴があるため、この「ビューティー感度の高い女性オタク層」を「美オタ」と名付けたとしている。
この調査では、15~39歳の約4割が自分をオタクだと考えていること、ソーシャルメディアや動画共有サイトで「書き込み・投稿」をしている活発なユーザーが多いこと、アニメ高感度オタクが最もこだわるのは「ストーリー」だが、美オタは「声優さん」や「主題歌・挿入歌」など声にこだわることなども明らかにされている。
■リリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2012/pdf/2012021-0305.pdf