電通、フリーマガジン『R25』連載の漫画「キメゾー」と連動したARアプリを無料公開

株式会社電通は2月29日、AR(拡張現実)とゲームを組み合わせることで、現実の漫画を拡張してインタラクティブに触って遊べる3DゲームのARアプリ(iPhone/iPad用)を開発したことを発表した。フリーマガジン『R25』で連載中の人気4コマ漫画「キメゾー」と連動したARアプリ「キメゾーAR」を、3月1日から無料で公開する。
この試みは、「AR」の技術とゲーム開発の手法をゲーム以外の分野へ広げていく「ゲーミフィケーション」手法を取り入れて開発したものとなっている。「キメゾー」連載誌面(『R25』の3/1、3/15、4/5、4/19号の計4回実施予定)と連動し、毎回異なるARミニゲームを配信する。
本アプリでは、スマートフォンの特性である携帯性とAR独特の360度ビューを利用することで3Dゲームとして、漫画誌面にスマートフォンのカメラをかざしながら回り込んだり、さまざまな角度から覗き込んだりして遊ぶことができる。アプリを起動し、連載ページにカメラをかざすと、そのストーリーに沿った3Dゲームが開始。第1回目は漫画の1コマ1コマが飛び出す岩になり、あらゆる角度からカメラをかざして、岩の間に隠れたキメゾーを探すゲームとなっている。