セブンシーズHD、債権管理回収事業に参入 「セブンシーズ債権回収株式会社」を設立
セブンシーズホールディングス株式会社は2月27日、新たに債権管理回収業を営む予定の子会社「セブンシーズ債権回収株式会社」を設立し、債権管理回収業に関する特別措置法第3条に基づく法務大臣の許可を条件に、新規事業に参入することを決定した。
セブンシーズホールディングスはこれまで、出版事業および市場調査業から構成される「メディア&マーケティング事業」、米国ハワイ州での「データセンター事業」、タクシー会社向け決済端末サービスから構成される「カードソリューション事業」を展開している。一方、売上規模に関しては事業再編前に比べ大幅に縮小しているという。
同社には金融機関出身者が在籍しており、人員体制も整備できるという判断から、2011年3月期より債権管理回収事業化のための検討作業を行い、2011年6月から許可取得のための事前審査を実施していた。
「セブンシーズ債権回収株式会社」は、債権回収の受託業務および債権の買取り業務を行っている。なお、取扱債権は、大規模なシステムおよび人員体制が要求される小口債権は取扱せず、費用対効果を考慮した結果、法務省に対して不動産担保付債権に限定する旨を事前審査にて伝えているとしている。
所在地は、東京都新宿区市谷砂土原町二丁目7番15号で、代表取締役は藤堂 裕隆氏が務める。資本金は5億円。