マクロミル、韓国のリサーチ会社エムブレインを子会社化 韓国市場におけるネットリサーチの認知度や信頼度の向上を狙う
株式会社マクロミルは、韓国法人EMBRAIN CO., LTD.(以下、「エムブレイン」)の発行済株式の51.0%の取得手続きおよび第三者割当増資の引受け手続が完了し、子会社化したことを発表した。
エムブレインは、平成10年に韓国ソウルに設立された総合リサーチ企業。マーケティングリサーチに占めるインターネット調査の比率が平成22年実績で16%と、世界平均の22%と比較しても低い水準に留まっている韓国で、韓国市場におけるネットリサーチの認知度、信頼度向上が一段速いスピードで実現することが狙い。また、エムブレインを子会社化することで、韓国における事業基盤を確実にし、中国・韓国をはじめとするアジア各国を中心とした海外事業展開を加速させる。
平成24年2月10日付けで決議された株式譲渡契約および同日付でエムブレインにおいて決議された第三者割当増資により、エムブレインの発行済株式の51.0%(597,159株)を93億2,600万ウォン(6億7,200万円)で取得している。なお、平成24年2月28日のエムブレイン株主総会において、取締役副社長の福羽泰紀氏、上席執行役員CFOの木原康博氏、明路市場調査(上海)有限公司市場調査部シニアマネージャーの中野崇氏の3名がエムブレインの取締役に就任することが可決されている。