北海道の広告代理店インサイト(札証アンビシャス上場)、四半期決算発表。得意の住宅不動産業界からの広告出稿が激減。
北海道の広告代理店、株式会社インサイト(札証アンビシャス上場)は、平成21年6月期第2四半期の業績を発表した。
累計期間の売上高は8億4千7百万円、営業利益は2千1百万円、経常利益は2千3百万円、四半期純利益は1千2百万円となった。
売上高は計画を上回ったものの、広告主の広告費削減と競争見積もり増加に伴い、売上総利益は計画の水準にとどまった。
品目別の売上高は、新聞折込チラシが前年同期比0.3%減、マスメディア4媒体の売上高は前年同期比8.0%減、販促物の売上高は前年同期比9.1%減となった。
景気減速の中北海道経済も雇用情勢悪化や住宅着工の低調、公共工事の減少などのほか、企業倒産も増加している。
同社の得意分野である住宅不動産業界からの出稿が顕著に減少した。