電通、2012年3月期 第3Q決算短信 売上高を前年とほぼ維持の0.6%増とするも、純利益52.4%増の132億7400万円

株式会社電通は2月14日、2012年3月期第3四半期累計期間(2011年4月1日~2011年12月31日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :1兆3573億4000万円(前年同期比 0.6%増)
営業利益  :307億2300万円( 同 13.0%減)
経常利益  :373億0900万円( 同 10.9%増)
四半期純利益:132億7400万円( 同 52.4%増)

中期経営計画「Dentsu Innovation 2013」のもと、さまざまな施策を実施。「第13回IAAF世界陸上競技選手権」「第14回FINA世界水泳選手権」「第42回東京モーターショー2011」「TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011」などを足がかりに、多面的にビジネスを展開するとともに、積極的な営業活動を展開した。
この結果、売上高を前年同期比0.6%増とし、営業利益は同13.0%減ながら、経常利益は同10.9%増とした。四半期純利益については、法人税率引下げに関連する法律が公布されたことに伴う繰延税金資産の減少により、法人税等調整額が増加したが、特別損失の減少などにより、52.4%増とした。