ADK、通期連結予想を修正　売上高下方修正も、営業・経常利益は前回予想を上回る見込み

株式会社アサツー ディ・ケイは、平成23年2月10日に公表した平成23年12月期の通期連結予想を修正した。

当期通期連結業績予想数値の修正
（平成23年1月1日～平成23年12月31日）
売上高：3,471億1,100万円（前回予想より88億8,800万円減、2.5％減）
営業利益：38億5,200万円（同　9億5,200万円増、32.9％増）
経常利益：56億2,700万円（同　9億2,700万円増、19.7％増）
当期純利益：22億9,300万円（同　3億600万円減、11.8％減）

東日本大震災の影響などにより、売上高は前回予想を下回る見込み。しかし、一昨年より取り組んでいる売上原価の厳格な管理などによる売上総利益率の改善と、国内・中国子会社における売上総利益の増加、さらに販売費および一般管理費の一層の節減によって、営業利益および経常利益は前回予想を上回る見込み。
当期純利益については、特別損失の増加と、繰延税金資産の見直しによる法人税等調整額の増加などにより、前回予想を上回る見込み。