凸版、第3四半期純利益が前年同期比43.4%減の62億5,200万円

凸版印刷株式会社は、平成24年3月期第3四半期決算を発表した。

<平成24年3月期第3四半期の連結業績>
(平成23年4月1日~平成23年12月31日)
売上高:1兆1,198億6,900万円(前年同期比3.3%減)
営業利益:240億5,700万円(同 15.8%減)
経常利益:225億円(同 21.9%減)
四半期純利益:62億5,200万円(同 43.4%減)

印刷業界においては、企業の広告宣伝費は戻りつつあるものの、出版市場は依然として縮小傾向が続いている。個人消費についても回復の兆しが見られるが、本格的な回復には至っておらず、全体として厳しい経営環境にある。

セグメント別の状況は以下のとおり。

<情報・ネットワーク系事業>
売上高:6,489億円(前年同期比3.0%減)
営業利益:248億円(同 4.8%減)

<生活環境系事業>
売上高:3,002億円(前年同期比1.2%増)
営業利益:146億円(同 0.9%減)

<エレクトロニクス系事業>
売上高:1,921億円(前年同期比10.1%減)
営業利益:30億円(同 48.3%減)