DeNA、2012年度3月期 第3Q決算、安定期に入り堅調成長を維持

株式会社ディー・エヌ・エーは2月7日、2012年度3月期 第3四半期決算(2011年4月1日~2011年12月31日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :1034億9300万円(前年同期比 28.1%増)
営業利益  :447億6600万円( 同 10.9%増)
経常利益  :432億2500万円( 同 7.7%増)
四半期純利益:237億3000万円( 同 6.3%増)

同社では、2015年3月期に営業利益2,000億円を目指す長期ビジョンを掲げており、携帯電話、スマートフォン、PC等さまざまな情報端末に対応したマルチデバイスのプラットフォームを構築する「Xdevice」(クロスデバイス)、プラットフォームをグローバルに展開する「X-border」(クロスボーダー)を成長戦略の2本の柱としている。
当第3四半期連結累計期間においては、「Mobage(モバゲー)」オープンプラットフォームに提供されている外部ゲームデベロッパーのソーシャルゲームを中心にゲーム内専用仮想通貨「モバコイン」の消費が拡大。ゲーム関連売上が前年同期比で増加。これにより前年同期比28.1%増の売上高1034億9300万円を確保した。
なお、2011年12月には、横浜ベイスターズの発行済株式の一部(870,000株 議決権割合66.92%)を65億円にて取得し、横浜DeNAベイスターズとしてプロ野球事業の運営を開始している。