スターツ出版、通期見通しを下方修正。ケータイ小説市場も競争激化しつつ縮小。

スターツ出版株式会社は、平成20年12月期通期の業績予想を修正した。

売上高を前回予想より1億5千万円マイナスの35億5千万円、営業利益は約1億円マイナスの2千2百万円、経常利益を9千1百万円マイナスの3千9百万円、当期純利益は6千4百万円マイナスの百万円となった。

同社が主力とする『オズマガジン』を中心とした『オズ』メディアブランドの確立をして広告の落ち込みを最小限にとどめたとしている。

ただ一方でケータイ小説の書籍発行が大幅に縮小。
競合他社による同分野での書籍発行による競争激化や、ケータイ小説という若年層向けのマーケット全体の縮小などにより、返品も増加。
減収減益となった。