ウイルコ、通期業績を下方修正 2億円余りを特別損失として計上

株式会社ウイルコは、平成23年10月期において特別損失を計上。連結子会社が保有する固定資産のうち、現在稼動していない機械装置について時価との差額2億500万円を減損損失とした。また、これに伴い、平成23年6月9日に公表した平成23年10月期(平成22年11月1日~平成23年10月31日)の業績予想を修正した。

<平成23年10月期通期連結業績予想数値の修正>
(平成22年11月1日~平成23年10月31日)
売上高:206億2,600万円(前回予想から7,400万円減、0.4%減)
営業利益:7,500万円(同 3,500万円減、31.8%減)
経常利益:1億3,500万円(同 500万円減、3.6%減)
当期純利益:▲7億4,300万円(同 2億5,700万円減)

平成23年10月期の通期連結売上高はほぼ予想通り。営業利益は第3四半期に計上した1億3,500万円の貸倒引当金繰入額による利益の落ち込みを補うには至らなかった。