博報堂とエムスリー、医師の意見を活用した商品開発・評価サービスを企業向けに提供開始

エムスリー株式会社と株式会社博報堂の専門組織「博報堂買物研究所」は11月9日、医師の専門知識や意見を企業の商品開発・商品評価に活用する2つのサービス「AskDoctors商品開発支援サービス」と「AskDoctors評価サービス」を共同で立ち上げ、企業向けに提供を開始した。
エムスリーは、約21万人の医師会員を有する日本最大級の医療従事者向け専門サイト「m3.com」を運営しており、一般生活者向けには、医師に相談できるQ&Aサイト「AskDoctors(アスクドクターズ)」を提供している。一方、博報堂買物研究所は、生活者の買物行動、買物現場の研究を通して、新しい商品や買物行動の創出に取り組む実践的シンクタンクだ。
今回提供を開始する2つのサービスは、エムスリーの会員医師から引き出される知見と、博報堂買物研究所の商品開発・コンセプト開発のノウハウをかけ合わせて、企業の商品開発支援や商品評価を行うサービスとなっている。
「AskDoctors商品開発支援サービス」は、「m3.com」の会員医師の協力のもと、企業の新商品開発を全面的に支援。開発された商品は認証ロゴマークを使用できる。「AskDoctors評価サービス」は企業が持つ既存の商品・サービスを「m3.com」の会員医師が客観的に評価。一定の基準を満たしたものに対して認証を付与する。