共同ピーアール、2011年12月期 第3Q決算 売上減ながら黒字化に成功

共同ピーアール株式会社は11月7日、2011年12月期第2四半期決算(2011年1月1日~2011年9月30日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :30億5100万円(前年同期比 7.6%減)
営業利益  :4700万円(前年同期 マイナス1200万円)
経常利益  :5000万円( 同 マイナス1700万円)
四半期純利益:600万円( 同 マイナス5400万円)

リテイナー売上については、契約満了や契約料金の引き下げなどもあって、新規獲得による売上増加でもカバーしきれず、計画通りの実績を残すことは出来なかった。オプショナル&スポット売上については、ほぼ計画通りの水準を維持したが、ペイドパブリシティ売上の急激な落ち込みもあり、結果として、売上全体としては計画値および、前年同期を下回り7.6%の減少となった。

利益率の高いリテイナー事業の占める割合が相対的に増加し、原価率の高いスポット売上が減少したことにより、売上高売上総利益率は前年同期に比べ2.3ポイント上昇。経費削減を進めたことにより販売費および一般管理費は前年同期に比べ7.0%の減少となり、営業損益においては昨年の赤字から脱却。経常損益・四半期純損益についても、黒字転換した。