TBS、通期見通し下方修正。当期純利益、前期比84%減。

株式会社東京放送は平成21年3月期通期業績予想の修正を発表した。
昨年11月の修正に続いての発表となった。

売上高、営業利益、経常利益に修正はなく、当期純利益が50億円減の30億円となった。
投資有価証券評価損を計上したことによる。

同社は平成21年3月期第3四半期の連結業績も発表。
売上高は2805億円、営業利益は194億円、経常利益は216億円、四半期純利益は53億円となった。
テレビ部門の営業収入は1673億2千2百万円と、前年同月比6.9%のマイナスとなった。
ラジオも同様に、レギュラー番組のタイム収入、スポットの縮小などにより前年同月比9.9%減の103億1千4百万円となった。

利益を出しているのは「赤坂サカス」のイベント活用や、スタイリングライフグループ各社の小売・ショッピング事業の放送外事業になっている。