デジタルガレージ、ファイル転送サービスの米Kicksend社に出資

株式会社デジタルガレージは11月7日、全額出資子会社の株式会社DGインキュベーションを通じ、大容量ファイルの転送サービスを手がける米Kicksend(キックセンド)社に出資したことを公表した。
Kicksend社が提供する「Kicksend」は、写真やビデオといった大容量のファイルを誰もが手軽に転送できるサービス。ファイルの転送は、Webサイトまたは専用のアプリケーションソフトウエアを通じて行われ、画面に送信相手のメールアドレスを入力し、送りたいファイルを選択するだけで、ファイル容量を気にせず相手にリアルタイムに転送できるのが特徴。
デジタルガレージは、米国シリコンバレーの著名投資家であるRon Conway氏が特別顧問を務めるファンド「SV Angel III」への出資を6月に発表済みで、「SV Angel III」を通して得られた投資案件のうち、事業連携を見込めるものについては直接投資を実行するとしており、今回のKicksend社への投資はその第1弾となる。Kicksend社は米国の起業家育成プログラム「Y combinator」に合格し、現在インキュベーションを受けている。