横浜ベイスターズ、TBSからDeNA傘下に 株式譲渡契約を締結

株式会社 東京放送ホールディングス(TBSホールディングス)は11月4日、同社および連結子会社の株式会社BS-TBSが保有する株式会社横浜ベイスターズの株式の一部を株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)に譲渡することを決議した。あわせて本件株式譲渡に関する契約を締結した。
この株式譲渡により、DeNAはベイスターズの総議決権の過半数を取得することとなり、ベイスターズはTBSホールディングスの連結子会社から外れる。
譲渡株式数は640,000株(議決権割合49.23%)で、譲渡価格は1株あたり7,471円。総額で47億8200万円となる。本件株式譲渡が実現した場合には、DeNAは、ベイスターズの株式870,000株(議決権割合66.92%)を取得し、TBSホールディングスは、30,000株(同割合2.31%)を引き続き保有することとなる。譲渡は2011年12月2日付の予定。DeNAは2012年シーズンからの参入を予定している。
DeNAは「最高のエンターテイメントである野球を通じ、ファンと共に『感動』を生み、地域と社会に『夢』を提供し、人々に『絆』を創る、との基本的理念のもと、ベイスターズの運営にあたる」としている。