DAC子会社プラットフォーム・ワン、adingo、マイクロアドなど国内外のRTB接続パートナーとのシステム連携を開始

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)の戦略子会社である、株式会社プラットフォーム・ワン(P1)は5日、国内外の「リアルタイムビッディング(RTB)」接続パートナーとのシステム連携を開始することを発表した。

「リアルタイムビッディング(RTB)」は、媒体(売り手)側のシステムが、広告の1表示ごとに広告の買い手である広告会社のシステムに対して、リアルタイムにオークションを行うシステム。最高額の入札単価を提示した買い手が競り落とし、かつ自動的に広告掲出することを可能としている。
プラットフォーム・ワンでは、2011年6月からRTBを活用した広告取引を推進しており、今回、新たなディスプレイ広告市場(マーケットプレイス)の形成を本格的に推進するとしている。
プラットフォーム・ワンが提供する広告会社向けのプラットフォーム 「MarketOne」と媒体社向けのプラットフォーム「YIELD ONE」を通して、RTBによる広告出稿を実施する広告主は、すでに月間約150社に上るとのこと。また、RTBによる広告販売が可能な媒体数が月間約15万サイト、在庫量が約200億インプレッションとなっている。
相互に接続予定のRTB接続パートナーは下記の通り。

<MarketOne RTB 接続先パートナー>
・株式会社adingo(本社:東京都渋谷区)、サービス名「Fluct」
・Kauli株式会社(本社:東京都渋谷区)、サービス名「Kauli」
・Google Inc. (本社:米カリフォルニア州)、サービス名「Doubleclick AdExchange 」
・株式会社ジーニー(本社:東京都港区)、サービス名「GenieeSSP」
・株式会社マイクロアド(本社:東京都渋谷区)、サービス名「MicroAd ADfunnel」
<YIELD ONE接続先パートナー>
・株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区)、サービス名「CAMP」
・株式会社フリークアウト(本社:東京都港区)、サービス名「FreakOut!」
・株式会社マイクロアド(同上)、サービス名「MicroAd BLADE」