ファンコミュニケーションズ、通期業績予想を上方修正。ネット広告縮小懸念するも、売上、利益ともに予想数値を上回る見込み。
株式会社ファンコミュニケーションズは、平成20年12月期業績予想を上方修正した。
売上高は前回予想から1億4千万円増の60億4千万円、営業利益は5千万円増の9億5千万円、経常利益は5千万円増の9億6千万円、当期純利益は1千万円増の5億3千万円。
上方修正の理由として同社は、景気後退による広告予算縮小やインターネット業界全体のトラフィック数減少による影響が懸念されたものの、以前より実施していた組織再編による営業体制強化や、サービス品質向上を重視したプロモーション展開が実を結び始め、前回予想数値を上回る見込みとなった。加えて、販売費、一般管理費を削減できたことで、売上高だけでなく利益面でも前回予想を上回る結果となった、としている。