テレビ朝日、四半期の営業利益3割減。東京地区のスポット広告出稿量が前年同期を大幅に下回る。

株式会社テレビ朝日は平成21年3期第3四半期決算を発表した。

売上高は1886億8百万円で前年同期比0.3%増、営業利益は43億6千百万円で前年同期比マイナス36.2%、経常利益は59億8千9百万円で前年同期比マイナス30.1%、四半期純利益は20億7千9百万円で前年同期比マイナス53.8%となった。

テレビ放送事業ではタイム収入が前年同期と比べ0.7%増。
バラエティーやドラマの視聴率が好調な他、一社提供番組でベースアップを図る。
一方でスポット収入はスポンサーのテレビ広告費削減傾向を反映。
「食品・飲料」「サービス・娯楽」「薬品」「住宅・建材」「金融・保険」といった業種が大幅に低迷し、前年同期比9.7%減となった。