博報堂DYMP、位置連動型アプリを作成できるベースアプリ「Box Application」開発

株式会社博報堂DYメディアパートナーズは8月31日、GPSなどの位置情報サービスに対応したスマートフォン向けのアプリケーションを作成できるベースアプリケーション「Box Application(ボックスアプリケーション)」を開発したことを発表した。

「Box Application」はテンプレートとしてすでにGPSなどの位置情報に連動した基本機能を備えており、ユーザーインターフェイスのカラーリングやトップページのデザインなどをカスタマイズするだけで、安価かつ時間的にも技術的にも簡単に、位置情報サービスに対応したアプリケーションが作成できるアプリケーション。
「Box Application」を活用することで、開発にかかるコストなどの負荷を軽減し、その分をプロモーションに充てることも可能となる見込み。

「Box Application」は、動画変換ASP(Application Service Provider)サービス「Rocket Box(ロケットボックス)」と組み合わせることで、(1)地図に連動した動画などのコンテンツ配信機能、(2)スマートフォン内蔵の電子コンパスを利用した簡易ナビゲーション機能、(3)特定場所に連動した写真フレーム配信機能、(4)場所のブックマーク機能、(5)さまざまなデバイス向けにアプリケーションを作成しコンテンツ配信可能なマルチデバイス対応機能、(6)アプリケーションを思いのままのデザインにすることのできるカスタマイズ機能、の6つの機能がアプリケーションに利用できる。

「Box Application」を活用したアプリケーションとして、8月12日に、静岡県内のグルメや観光スポットを位置情報連動の動画配信で紹介する、静岡朝日テレビのアプリケーション「とびナビしずおか」が開設されている。