「モバゲータウン」運営のディー・エヌ・エー、四半期の業績好調。営業利益は前年同期比185%。
携帯総合ポータルサイト「モバゲータウン」などを運営する株式会社ディー・エヌ・エーは、平成21年3月期第3四半期決算を発表した。
売上高は前年同期費124.5%の270億円、営業利益は前年同期比185.4%の116億円、経常利益は前年同期比183.6%の118億円、四半期の純利益は前年同期比170.7%の65億円となった。
主力の「モバゲータウン」の会員数は四半期末の時点で1234万人と、前年同期に比べ369万人増と好調。
主な収益源であるアバター関連売上(アバター販売および成果報酬型広告)は減少傾向が続いていたが、継続的なアバター需要促進企画の活性化が功を奏して、アバター関連売上は下げとまった。
また、今後も市場の拡大が見込まれるモバイル広告市場で戦略的に大手広告主を含めた広告販売の強化を図るため、昨年7月に株式会社ディーツーコミュニケーションズおよび、株式会社サイバー・コミュニケーションズとの間で広告枠の販売に関する包括的代理店契約を締結。
これにより、純広告の売上が伸張したが、大手広告主とのタイアップ広告、コンテンツ連動型広告の売上は、景況感の悪化による影響を受けているとしている。