スターツ出版、純利益が179%の大幅拡大 「オズマガジン」など雑誌事業は売上減も、ウェブは好調 2011年12月期第2Q決算短信

スターツ出版株式会社は8月12日、2011年12月期第2四半期累計期間(2011年1月1日~2011年6月30日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :16億8400万円(前年同期比 0.8%減)
営業利益  :2億1600万円( 同 145.5%増)
経常利益  :2億3400万円( 同 122.9%増)
四半期純利益:1億7900万円( 同 179.7%増)

雑誌事業においては、若者向けの「ケータイ小説文庫」シリーズが確実なシェアと読者層を獲得し、販売売上高が堅調に推移したが、有料情報雑誌「オズマガジン」やフリーマガジン「メトロミニッツ」等においては、継続する景気低迷に加え、3月の東日本大震災以降の自粛ムードにより、前年同期と比較すると売上高が大きく減少し、営業損失は1300万円となった。

一方でインターネット事業においては、従来の女性向けウェブサイト「オズモール」に加え、20~30代女性を中心とするオズモールユーザーの親世代向けウェブコンテンツ「オズグランデ」や男性向けウェブコンテンツ「オズモールfor MEN」を開始し、新たなターゲット層を視野に入れた事業展開を行うとともに、有名ブランドとのコラボレーション企画やコンサルティング業務の受託を行い、業績を順調に拡大させた。
最終的に売上は0.8%減となったが営業利益・経常利益・四半期純利益については大幅増とした。

■リリース https://www.release.tdnet.info/inbs/140120110812002437.pdf ■関連リンク スターツ出版 http://starts-pub.jp/