ADK、総利益率の改善により、営業利益83%増の13.7億へ上方修正
株式会社アサツー ディ・ケイは、平成23年2月10日に発表した業績予想の修正を発表した。
<平成23年12月期第2四半期累計連結業績予想数値の修正>
(平成23年1月1日~平成23年6月30日)
売上高:1,656億3,800万円(前回予想より53億6,100万円減、3.1%減)
営業利益:13億7,600万円(同 6億2,600万円増、83.5%増)
経常利益:25億1,700万円(同 5億6,700万円増、29.1%増)
四半期純利益:8億7,600万円(同 2億2,300万円減、20.4%減)
東日本大震災の影響などにより、売上高においては連結・個別ともに前回予想を下回る見込みとなる。しかし、昨年来取り組んだ売上原価の厳格な管理などによる売上総利益率の改善、売上総利益の増加、さらに販売費および一般管理費の一層の節減によって、営業利益および経常利益は前回予想を上回る見込み。
四半期純利益については、個別においては前回予想を1億1,100万円上回り、8億1,100万円となる見込みだが、連結においては税金費用が当初見込みを上回ったため、下回る見込みとなる。
なお、通期業績予想については、第2四半期累計の業績予想が上記のような見込みとなるものの、年度後半においても全国的な電力不足、想定以上の円高など、経済状況の先行きに不透明感・不確実性が強く、当社業績への影響に関して確度の高い予測が困難であるため、前回予想からの変更は行わない。