デジタルガレージ、電子書籍コンテンツ配信大手メディアドゥとの関係を強化し、電子書籍事業への注力を加速

株式会社デジタルガレージは、電子書籍・コンテンツ配信プラットフォーム大手の株式会社メディアドゥの非常勤取締役にデジタルガレージの代表取締役/グループCEO林郁氏が就任したことを発表した。デジタルガレージは、メディアドゥに対し2010年12月に子会社を通じた出資を行い、経営陣を除く筆頭株主となっているが、今回の取締役就任によってさらに関係を強化する。
メディアドゥは、自社開発のデジタルコンテンツ配信システムプラットフォームである「コンテンツアグリゲーションシステム」を軸に電子書籍・コンテンツ配信サービス事業者向けのサービス展開を行っている。プラットフォームシステムとしての性能を高く評価され、大手モバイルキャリアの電子書籍配信システムに次々に採用されるとともに、同プラットフォームのもう一方のユーザーでありコンテンツの供給元となる出版社においても、2011年に入り、講談社や小学館をはじめとした約250社におよぶ出版社との連携が実現している。
デジタルガレージは、代表取締役である林氏のメディアドゥ非常勤取締役への就任を契機に、急成長する同社と電子書籍関連事業領域での事業シナジーを加速していく。