ファンコミュニケーションズ、売上・利益ともに20%以上の成長 平成23年12月期第1四半期決算

株式会社ファンコミュニケーションズは、平成23年12月期第1四半期決算を発表した。

<平成23年12月期第1四半期の業績>
(平成23年1月1日~平成23年3月31日)
売上高:24億8,600万円(前年同期比 21.7%増)
営業利益:4億2,600万円(同 28.2%増)
経常利益:4億4,500万円(同 27.9%増)
四半期純利益:2億6,100万円(同 27.2%増)

パートナーサイトの稼働率を向上させるため、各種キャンペーンの展開のほか、大手広告主の獲得、広告主とパートナーサイトの関係強化、各アライアンス先との共同セミナーの開催などを中心に、費用対効果をより高める営業活動を行った。また、東北地方太平洋沖地震に関連して1,000万円の寄付を行い、義援金プロジェクトとして寄付や節電の呼びかけを同社のネットワークを通じて行った。

セグメント別の業績は、次の通り。

<パソコン向けアフィリエイト広告サービス>
売上高:17億576万9,000円、
営業利益:4億6,885万9,000千円

各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティングを行った。

<携帯向けアフィリエイト広告サービス>
売上高:6億8,724万8,000円
営業利益:1億1,607万7,000円

モバハチネットの売上伸び率は鈍化しているが、アドカボおよびネンドの売上が順調に推移した。

<その他>
売上高:9,313万8,000円
営業利益:3,140万円

音楽業界の予算縮小によって「歌ネットモバイル」の純広売上が減少したが、スマートフォン向け音楽再生アプリ「リリカ」のアプリダウンロード数の増加に伴い、純広売上が順調に推移した。