セプテーニ、ネット広告事業を中心に堅調に推移し利益増 2011年9月期 第2Q決算

株式会社セプテーニ・ホールディングスは5月6日、2011年9月期第2四半期決算(2010年10月1日~2011年3月31日)の決算短信を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :177億8600万円(前年同期比 9.5%増)
営業利益  :5億8400万円( 同 6.5%増)
経常利益  :5億6300万円( 同 11.5%増)
当期純利益 :2億9300万円( 同 27.0%増)

主力のネット広告事業を中心に堅調に推移し、売上高、営業利益ともに増。営業外費用も前年同期に比べて減少させて、経常利益、四半期純利益ともに増加となっている。
ネット広告事業ではモバイル広告をはじめとする成長分野を中心に業容を拡大させ、競争力強化のための人材獲得にも積極的に取り組んだことにより、売上高は150億7800万円(前年同期比11.6%増)、営業利益は5億6200万円(前年同期比1.2%減)だった。
そのほかでは、テクノロジー事業において、従来のメール配信ASPから注力分野であるCRM(顧客管理)サービスへの転換を進めるとともに、付帯サービスも含めた大型案件が増加したことで顧客単価が上昇し売上を増加させたが、販促活動等の先行投資により費用が増加し、営業利益は6600万円(前年同期比26.5%減)だった。コンテンツ事業では、前期の第4四半期より開始した電子書籍を中心するスマートフォン向けコンテンツが堅調に推移したものの、従来型携帯電話向けの既存コンテンツは縮小傾向で、売上高は6億4400万円(前年同期比12.2%減)、営業利益は2900万円(前年同期比10.2%減)だった。

■リリース https://www.release.tdnet.info/inbs/140120110421096161.pdf ■関連リンク セプテーニ・ホールディングス http://www.septeni-holdings.co.jp