共同印刷、希望退職に308名応募 平成23年3月期決算で23億6900万円の特別損失計上予定

共同印刷株式会社は2月28日、「希望退職者募集」の結果について公表した。
2010年11月24日に公表したもので、通常の会社都合退職金に特別加算金を上乗せ支給するとともに、希望者には再就職支援を行うことを条件に、満30歳以上の正社員から270名程度を募集した。その結果、308名の応募者があったとのこと。

同社では、希望退職者募集にともなう退職特別加算金の支出等により、2011年3月期の連結決算および個別決算において、23億6900万円の特別損失を計上する予定。また、これにより来期以降の人件費削減額は年間約19億円を見込んでいる。

また今回の希望退職者対応、最近の業績動向等を踏まえ、2010年11月8日に公表した2011年3月期(2010年4月1日~2011年3月31日)の業績予想を下方修正した。売上高(980億円)、営業利益(マイナス2億円)、経常利益(2億円)に変更はないが、当期純利益について当初予想のマイナス2億円からマイナス16億円とする。