日本アドバタイザーズ協会、Web広告研究会宣言「ポスト検索~変わる生活者、Digitalコミュニケーション時代に向けて~」

社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会は2月21日、東京・時事通信ホールで第23回WABフォーラムを行い、2011年Web広告研究会宣言としてこれからのWEBマーケティング戦略として、「ポスト検索~変わる生活者、Digitalコミュニケーション時代に向けて~」の発表を行った。
宣言の内容を抜粋すると、「テレビ放送の地デジへの完全移行、IPサイマルラジオやデジタルラジオへの移行、電子書籍・電子新聞の多様化、デジタルサイネージによるコンテンツ配信など、あらゆるメディアが通信と融合しつつある現在、消費者はそれを区別することなく、自分が利用したいものを利用したいときに自由に使いこなすようになっている。広告主、媒体社、広告会社はもはやWebや各メディアといった枠で考えることからの脱却が必要であり、組織においても、広告や広報、カスタマーサポートいった枠で考えるのではなく、全社的にコミュニケーション戦略を考えていく必要がある。これこそが、生活者の望むコミュニケーションであり、その先に企業が望むデジタル・マーケティングがあるとWeb広告研究会では考えている」としており、「デジタルコミュニケーションのためには、各特性を熟知し、最新のテクノロジーに精通し、総合的にコミュニケーションプランを作り、実行していく人材が不可欠で、Web広告研究会はそういった優れたWeb人材育成に努めていく」としている。