凸版印刷、世界初の電子ペーパーによるデジタルサイネージを商用化。広告代理店を通じて広告主を募集。

 凸版印刷株式会社は、世界で始めて電子ペーパーによるデジタルサイネージを商用化したと発表した。

2007年12月より地下鉄仙台駅で電子ペーパーサイネージの共同実験を実施していた。
実証実験の良好な結果を受け、地下鉄ホームの対面壁に電子ペーパーによるデジタルサイネージを設置し、文字を中心とした情報や広告を配信する情報提供サービス「まちコミ」を2008年12月に商用化。
2009年1月からは地下鉄仙台駅に加えて、県庁、市役所、繁華街の最寄り駅などにも展開。

電子ペーパーは、超低消費電力の環境に優しい表示技術であり、また視認性の良い媒体として、電子書籍・新聞、携帯電話などで商用化されているが、広告表示に用いた商用化事例は世界初。

広告掲出料は2つのプランを設定している。
・1週間プラン:1コマ15秒を、1週間に1,260回表示  5万円
・1ヶ月プラン:1コマ15秒を、1ヶ月に5,400回表示 10万円

凸版印刷では、広告代理店を通じて広告主を募集している。