経済産業省調査、12月の広告業の売上高は前年同月比4.8%増 雑誌に回復傾向あり

経済産業省は2月8日に、2010年12月分の特定サービス産業動態統計(速報)を発表した。
12月の広告業の売上高合計は、前年同月比4.8%増の4267億5300万円。4か月連続で4千億越えを維持している。
4マス媒体については、前年同月比1.4%増と低調ながらプラスを維持、1722億9100万円とした。なかでも雑誌は、99.7%とプラスには達しなかったが、2009年の70%前後から、2010前半には80%台、そして同年後半には90%台となり、じょじょに回復傾向が見られる。
非4マス媒体については、屋外広告・交通広告がマイナスに転じたが、そのほかは堅調に推移している。

・媒体別売上高
新聞  324億7400万円 (前年同月比 1.7%増)
雑誌  97億1700万円 (同 0.3%減)
テレビ 1251億6100万円 (同 1.7%増)
ラジオ 49億4000万円  (同 4.7%減)

・その他メディア
屋外広告   39億1800万円 (前年同月比 4.8%減)
交通広告   149億7100万円 (同 1.2%減)
折込・DM   500億8500万円 (同 10.6%増)
海外広告   61億4600万円 (同 19.3%増)
SP・PR・催事 707億7800万円 (同 6.0%増)
ネット広告  230億4300万円 (同 17.2%増)

■元リリースリンク 調査の結果|特定サービス産業動態統計調査|経済産業省 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result-2.html ■関連リンク 経済産業省 http://www.meti.go.jp/