電通・NTTドコモ子会社のディーツー コミュニケーションズ、インドの広告事業会社に資本参加

電通・NTTドコモ子会社の株式会社ディーツー コミュニケーションズ(D2C)は2月3日、シンガポールのAFFLE HOLDINGS PTE. LTD.(AFFLE社)の新株式割り当てを受け、資本参加したことを発表した。
AFFLE社は、モバイル広告商品の開発/販売、モバイル活用キャンペーンの企画提案/制作業務を手掛ける事業者。インドで広く使われているショート・メッセージ・サービス(SMS)を活用した広告も手掛けている。同社はインド等の地域で、バーティエアテル社(インド1位)やテレコムセル社(インドネシア1位)等の有力携帯キャリア、および広告代理店/広告主との間で、モバイル広告領域における強固なパートナー関係を構築している。
今後、D2Cは、AFFLE社が保有するネットワーク(携帯キャリア/広告代理店/広告主)を生かし、これまで日本市場で培ったモバイル広告/マーケティングに関するノウハウをAFFLE社に提供することにより、中長期的な成長が見込まれるインド等のモバイル広告市場での取組みを強化していく計画だ。現在インド等の新興国では、旺盛な消費活動を反映し、広告市場は拡大中だ。また、生活インフラとして携帯電話も広く普及しており、インドでの携帯電話契約数は2010年10月末時点で約7億となっている。

■リリース http://www.d2c.co.jp/news/2010/20110203-307.html ■関連リンク ディーツー コミュニケーションズ http://www.d2c.co.jp/