電通、インドの合弁会社3社を完全子会社に　スポーツ等の周辺領域へも事業展開

株式会社電通は1月31日、印モゲエ・コンサルタンツ社の株式持分26％を買取り、インドにおける総合広告代理店である合弁主要3社「電通コミュニケーションズ」「電通マーコム」「電通クリエーティブ・インパクト」を100％子会社化したことを発表した。1月28日付けで、子会社化を行った。
これまで電通はインドにおいて、社内組織として「電通インドグループ」を設置し、主要3社に加え、電通コミュニケーションズ傘下の「電通メディアテック」（CRM専門会社）、「クリックストリーマーズ」（インターネット広告専門会社）などを統括してきた。
今回の主要3社の100％子会社化により、インドでは今後、広告事業のみならず、スポーツ、デジタル等の周辺領域への事業展開も積極的に進めていく予定。
なお電通インドグループ会長および上記主要3社の取締役を務めてきたサンディープ・ゴヤール氏は会長職並びに取締役を、同じく主要3社の取締役を務めてきたタニヤ・ゴヤール氏は取締役を退任し、それぞれFounder Chairman（創業会長）、Principal Advisor（上席顧問）となる。