電通「サトナオ・オープン・ラボ」、ソーシャルメディア対応の新消費行動モデル概念「SIPS」発表

株式会社電通の「サトナオ・オープン・ラボ」は1月31日、ソーシャルメディアに対応した新しい生活者消費行動モデル概念「SIPS」を発表した。今後電通では、「SIPS」を企業のコミュニケーション・プランニングなどにおいて提唱していく予定。
「SIPS」は、これからのソーシャルメディアに対応した生活者消費行動を「共感する:Sympathize→ 確認する:Identify→参加する:Participate→共有・拡散する:Share & Spread」と整理し、その考え方を略して表記したもの。「SIPS」においては、「生活者に共感(Sympathize)された情報であること」が何よりも重要になり、「共感」した情報や商品が自分の価値観に合い有益であるかどうかを、検索だけでなくあらゆる手段で「確認(Identify)」される。そして購買、コミュニティへの参加、ソーシャルメディア上での友人知人との交流で、結果的に企業の販促活動に「参加(Participate)」していく。そして「参加」した生活者たちの、友人・知人に対する「共有(Share)」行動は、自動的かつ無自覚的に自分が属するいろいろな「つながり」に「拡散(Spread)」して、さらに共感を生み出していくというサイクルを作り出すという。
なお電通では、2004年から「AISAS」消費行動モデルを提唱しており、すべての人が瞬時に情報にアクセスでき、自由に共有できるインターネット社会において、今後も電通では、「AISAS」を、コミュニケーションの土台となる重要な消費行動モデルとして、グローバルで提唱していく。「SIPS」は、進化したソーシャルメディアの視点を重視して、生活者の行動を深掘りした概念であるとのこと。
「サトナオ・オープン・ラボ」は、電通コミュニケーション・デザイン・センター シニア・クリエーティブ・ディレクターの佐藤尚之(通称:さとなお)をリーダーとし、社内のさまざまな部署より横断的に集ったメンバーにより、生活者視点の次世代型ソリューションを考察しているユニット。SIPS概念研究メンバーは、佐藤尚之、金田育子、京井良彦、信澤宏至、茂呂譲治、橋口幸生、宮林隆吉、貝洲岳洋の各氏(敬称略)。

■リリース http://www.dentsu.co.jp/news/release/2011/pdf/2011009-0131.pdf ■関連リンク 電通 http://www.dentsu.co.jp/ サトナオ・オープン・ラボ | Dentsu Online http://www.dentsu.co.jp/sips/