民放連発表、テレビスポットはほぼ横バイでタイムはわずかにマイナス 「2011年度のテレビ、ラジオ営業収入見通し」を発表。

社団法人日本民間放送連盟の研究所は1月27日、「2011年度のテレビ、ラジオ営業収入見通し」を発表した。
テレビについては、スポットは企業業績の伸び率大幅鈍化によりほぼ横バイの水準になり、タイムは企業の固定費削減傾向継続からプラスまでは至らず、わずかにマイナスと予測している。また、エコカー補助金、エコポイント、地デジ対応テレビなどの特需は剥落するが、テレビスポットへの広告主の需要は比較的底固いと予測し、情報関連財・サービス、エコカー減税が残る自動車などがけん引役となるとしている。さらに、2011年度の地区別のスポット予測では、関東広域が0.7%増。ローカルは狭いレンジでプラス地区とマイナス地区が混在するが、プラスを予測する地区の方が多い。
ラジオについては、2011年度は10年度から下げ幅が半減し、06年度以降では最小のマイナス幅と予測。スポットは持ち直し傾向にあるが、プラス基調に到るのは難しいとし、各社へのアンケートの集計ではFM社の2011年度は若干のプラスの見込みとしている。また、大きな話題となり、エリア拡大も予想されるradiko、NHKとのラジオ活性化に向けた協調路線、V-Low帯マルチメディア放送への参入計画などの新しい動きが営業活動にプラス効果を与えることに期待を寄せている。

テレビ営業収入:前年同期比伸び率(%)
営業収入
09年度(実績) -7.6
10年度(予測) 0.4
11年度(予測) 0.0
東阪名15局
09年度(実績) -8.9
10年度(予測) -0.1
11年度(予測) 0.1
ローカル・ネットワーク局
09年度(実績) -4.3
10年度(予測) 1.6
11年度(予測) -0.1
スポット
09年度(実績) -3.8
10年度(予測) 5.7
11年度(予測) 0.3
東阪名15局
09年度(実績) -4.7
10年度(予測) 6.1
11年度(予測) 0.1
ローカル・ネットワーク局
09年度(実績) -2.1
10年度(予測) 5.1
11年度(予測) 0.5
タイム
09年度(実績) -12.0
10年度(予測) -4.0
11年度(予測) -1.2
東阪名15局
09年度(実績) -14.3
10年度(予測) -4.6
11年度(予測) -1.2
ローカル・ネットワーク局
09年度(実績) -7.0
10年度(予測) -2.6
11年度(予測) -1.2

ラジオ営業収入:前年同期比伸び率(%)
営業収入
09年度(実績) -10.3
10年度(予測) -5.0
11年度(予測) -2.1
中波・短波
09年度(実績) -10.0
10年度(予測) -5.0
11年度(予測) -2.5
FM
09年度(実績) -10.8
10年度(予測) -5.1
11年度(予測) -1.6
スポット
09年度(実績) -10.6
10年度(予測) -6.1
11年度(予測) -3.4
中波・短波
09年度(実績) -11.0
10年度(予測) -7.5
11年度(予測) -4.1
FM
09年度(実績) -10.0
10年度(予測) -4.3
11年度(予測) -2.5
タイム
09年度(実績) -12.8
10年度(予測) -4.6
11年度(予測) -1.9
中波・短波
09年度(実績) -12.0
10年度(予測) -4.3
11年度(予測) -2.3
FM
09年度(実績) -14.0
10年度(予測) -5.0
11年度(予測) -1.3