2010年のSEO国内市場規模は約194億円 広告費抑制が続くも、昨年の試算を上回る結果に アウンコンサルティング予測
アウンコンサルティング株式会社は1月20日、SEOに関する市場規模を試算した「第6回 国内SEO市場規模予測」を発表した。
この試算によれば、2010年、SEO市場は全体で193億9千万円と、昨年の試算を上回る結果となった。広告費抑制の動きが続くも、インターネット広告費においては緩やかながらも成長を遂げる結果となり、SEOにおいても、中小規模の企業から大企業まで幅広い企業で採用する動きが見られた。その結果、SEOのアウトソーシングのカテゴリにおいては、成果報酬型サービスの伸張により、成長率は鈍化したものの、対前年22%増の74億1千万円に到達した。また、外部委託によらず、SEO業務を企業内で完結させるインハウスのカテゴリにおいても、積極的な取り組みが継続し、書籍や有料セミナー等のニーズ、ディレクトリ登録、適切なリンク面の対策の重要性に対する認識の浸透などがさらに進み、対前年19%増の99億7千万円へと伸張が見られた。ツールのカテゴリでも、その簡便性から中小規模の企業を中心に引き続き緩やかながらも推移を見せており、対前年6%増の20億1千万円となった。
今後については、2011年のSEO市場規模は220億円規模となり、2014年には290億円規模へと成長すると、試算より予測された。
■元リリースリンク
http://www.auncon.co.jp/ir/2011/0120.html
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