博報堂「消費意欲指数」1月、4年振りに前年同月比プラス2.3でスタート
株式会社博報堂は1月20日に、1月の「消費者意欲指数」を発表した。
「消費意欲指数」は、一般生活者(今回415名)に対し「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの消費意欲は何点ぐらいでしょうか?」と質問した結果数値。
1月の「消費者意欲指数」は先月から4.5ポイント減少し、52.1点。1月の指数としてはやや低い水準だが、前年同月比では2.3ポイント増加しており、4年ぶりに前年同月を上回っての年初となった。前年超えは昨年2月以降12ヶ月連続となっており、回復傾向は続いているといえる。
男女別の消費意欲指数をみると、男性は先月比4.0ポイント減少、前年同月比1.6ポイント増加の45.7点だった。4年ぶりの前年超えだが、1月としては過去2番目に低い数値となっている。一方、女性は先月比5.0ポイント減少、前年同月比3.2ポイント増加の58.6点。こちらも3年ぶりの前年超えで、1997年以降の最高値を記録した昨年12月に続き、女性の回復ペースに勢いを感じさせるスタートとなっている。やはり正月気分もあり男女ともに消費意欲が高まっており、特に新年のセールや福袋が女性の「買いたい気持ち」を刺激していると見られる。
■リリース
http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2011/20110120.pdf
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