ドール、東京マラソン2011で専用バナナ7万8千本を無償提供 フルマラソン経験者400人への調査も実施
株式会社ドールは1月13日、「フルマラソンに関する調査」の結果を公表した。2010年11月12~15日の期間に、国内または海外のフルマラソンを経験したことのある20~50代の男女400人を対象に行ったもの。
「スタート前、テンションを上げたいときに聴きたい曲」「くじけそうになったときに聴きたい曲」「ゴールしたときに聴きたい曲」の3つの項目についてアンケートを実施。結果、ZARDの『負けないで』が、「スタート前、テンションを上げたいときに聴きたい曲」3位(10票)、「くじけそうになったときに聴きたい曲」1位(120票)、「ゴールしたときに聴きたい曲」3位(12票)ともっとも多くの票を獲得し、フルマラソンランナーがランニング時にもっとも聴きたい曲となった。ちなみに、「スタート前、テンションを上げたいときに聴きたい曲」1位は爆風スランプ『Runner』、「ゴールしたときに聴きたい曲」1位はクイーン『WE
ARE THE CHAMPION』となった。
またドール社は、2月27日に開催される「東京マラソン2011」に協力、参加者3万5千人の栄養補給を目的にバナナ7万8千本を無償提供することも発表した。今年は初めての取り組みとして、フィリピン南部ミンダナオ島のバナナ農園にて、当日に向けて「東京マラソン2011専用バナナ」を生育しているとのこと。「東京マラソン2011専用バナナ」は、クエン酸が豊富に含まれ、スポーツバナナとも呼ばれるラカタンバナナを、CQO(Chief
Quality Officer)と呼ばれる品質管理スペシャリストが仕上げているという。さらに、日本国内に輸入後、追熟工程において今回の調査で第1位となったZARDの「負けないで」を聴かせ育てる(聴育する)ことで、ランナーのパワーとなるよう願いを込めるとしている。これらの模様は、動画やTwitterなどで公開されている。
広告代理店の担当者に聞いたところ、ドールは過去3回、東京マラソンに協賛しており、参加者にとっては風物詩的存在であるとのこと。今回の専用バナナの配布は、疲労回復効果があるクエン酸が多く含まれたバナナを配布することで、より多くの人にドール品質の良さを実感してもらうのが目的としている。