電通株価、4日続落。博報堂DY、ADKなど広告代理店の株価低迷。

電通の株価が続落している。
8日の引け後に発表した101億円の有価証券評価損計上に嫌気した売りが膨らんでいる。
9日には一時104円安の1651円まで売られ、連日安値更新している。
9日の終値は91円安の1664円。

電通のほか、6日の引け後に業績予想を再度下方修正した博報堂DYも9日の終値160円安の4380円となっているほか、ADKなど広告代理店の株価が低迷している。

消費者のマスメディア離れと、広告主のマス媒体への出稿手控えのダブルパンチにより、大手広告代理店各社の業績は回復の見通しが立たず、業績も軒並み落ち込みが続いている。