東急電鉄、新しいジオサービスの実証実験を11月12日から開始 位置情報付きARマーカを渋谷に配置

東京急行電鉄株式会社は、昨年度開発したiPhoneアプリケーション『pin@clipピナクリ』の新しいサービスの実証実験を、11月12日から渋谷駅周辺において開始する。株式会社関心空間、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所、株式会社東急エージェンシーと共同で、2011年3月末日まで実施される。

『pin@clipピナクリ』は、渋谷で過ごす人たち(来街者、事業者)が、お気に入り情報を街なかで楽しみながらシェアすることで新しい発見を促して、iPhoneアプリケーションを通して提供される位置情報利用型のサービス(ジオサービス)。利用者は『pin@clipピナクリ』によって、渋谷の好きな場所に自分のお気に入り情報「pin」を位置情報付きで埋め込むことと、気になった情報を「clip」できる。

新しいサービスでは、街なかの商店や駅なかに貼り出された位置情報付きARマーカを『pin@clipピナクリ』を通して読み込むことで、現実世界の上に重ねて表示されるお得情報や案内情報を入手できたり、ARマーカを活用した位置情報連動型ソーシャル・ゲームで遊ぶことができる。

『pin@clipピナクリ』はApp Storeから無償ダウンロード可能(2010年11月12日を予定)。サービスに対応するiPhoneは、iPhone3GSおよびiPhone4となる。なお、この実証実験は、経済産業省2010年度「ITとサービスの融合による新市場創出促進事業(地理・空間情報基盤活用サービス実証事業)」の一環として採択されたもの。

■リリース http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/news/101111.html ■関連リンク 『pin@clipピナクリ』ホームページ http://pinaclip.jp/ iPhone、iPod touch、iPad対応pin@clip http://itunes.apple.com/jp/app/pin-clip/id338543864