セーラー広告、売上高前年同期比9.7％減　純利益は3600万円を確保　第2四半期連結決算を発表

セーラー広告株式会社は11月10日、2011年3月期 第2四半期の連結業績（2010年4月1日～2010年9月30日）について決算短信を発表した。

【連結経営成績（累計）】
売上高　　　：　41億8400万円　（前年同期比　9.7％減）
営業利益　　：　1700万円　（同　228.5％増）
経常利益　　：　3100万円　（同　54.1％増）
四半期純利益：　3600万円　（前年　△2400万円）

第1四半期においては、エコカー補助金制度の終了期限に併せたプロモーションや参院選に関連した広告の受注に加え、第2四半期には夏季休暇に併せたTVスポットCMや集客イベントなどを受注、さらに、瀬戸内国際芸術祭や松山しま博覧会など地域大型イベントの開催もあり、これらに関連した広告を受注した。また単行本の販売のほか、iPadおよびiPhone向け電子出版サービスを開始した。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は41億8400万円を確保。粗利益率の改善を図ったほか、当第1四半期において発生した固定資産受贈益4200万円の計上に加え、株式会社穴吹工務店に対する更生債権回収予定額を加味した貸倒引当金戻入額1700万円を特別利益へ計上し、当四半期純利益は3600万円（前年同期は2400万円の四半期純損失）となった。