電通、グループの新企業理念は「Good Innovation.」。「そこまでやるか」「そんなことまで」といわれる精神で。
株式会社電通は、平成21年の仕事始式を1月5日、東京本社他で開催したと発表した。
東京本社仕事始式では、高嶋社長が年頭の所信を述べた。
この中で高嶋社長は、電通グループを取り巻く社会、経済、テクノロジーの変化は構造的なものである、として、急速かつ構造的な変化に対応するためには常に広い視野にたって将来を見据え、自らを変えていく「勇気」と、未来を切り開く「気概」を持つことが大切である、と語った。
その上で、電通グループの新しい企業理念として、「Good Innovation.」を定めた、と発表。
自らの働き方を変えていくことや、従来のコミュニケーション領域だけの提案でなく、ソリューションを提供していくなどの変化を求めた。
「その手があったか」といわれるアイデア、「そこまでやるか」といわれる技術、「そんなことまで」と言われる企業家精神が必要、という言葉からもここ最近の電通の“細かい仕事もとりにいく”姿勢をより明確化している。