電通と電通DH、デジタル事業領域を対象とした「電通デジタル・ファンド」を組成

株式会社電通と株式会社電通デジタル・ホールディングス(DDH)は10月1日、両社で最大100億円を出資する「電通デジタル投資事業有限責任組合(電通デジタル・ファンド)」を組成することを決定した。
ファンドの運用はDDHが担当、責任者には現DDH取締役専務執行役員の藤田明久氏が就任する。

電通グループでは、クライアントのデジタル・マーケティング課題にワンストップで対応する体制整備の一環として、本年1月に、デジタル関連会社の事業を統括するDDHを設立するとともに、電通のデジタル関連部門を統合したデジタル・ビジネス局(DB局)を発足させている。

今後は、新たに設立するファンドを有効に活用することで、デジタル・サービス体制の更なる強化・拡充を図り、電通グループのデジタル領域の事業拡大を推進する。

【重点投資領域】
(1)デジタル・マーケティング・プラットフォームおよびデジタル・メディア
(2)デジタル・テクノロジー
(3)ソーシャル・マーケティング
(4)デジタル・デバイス開発
(5)デジタル技術を活用した新たなビジネスモデル展開 等

■リリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2010/pdf/2010091-1001.pdf

■関連リンク
電通
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電通デジタル・ホールディングス
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